相承 ―大いなる足音がきこえますか―
瑩山禅師より仏さまの教えを受け継いだ峨山禅師は、總持寺の基礎を築かれました。さらにその教えは、弟子達をはじめ代々の祖師方に受け継がれ広まっていきました。そうした大いなる流れの上に私たちが存在しているのです。私たちは、その教えをさらに未来に向けて伝えていかなければなりません。
大いなる足音とは、峨山禅師や歴代祖師の遺した偉大な足跡や教えはもとよりですが、私たちが伝えるべき未来への足音をも意味します。その足音に耳を澄ますということは、過去に学び、より良き未来を築くことなのです。大遠忌を良縁として、皆様のこころにも”大いなる足音”が響き渡らんことを念願いたします。

相承ロゴとマークについて
御両尊大遠忌を筆頭としての諸法要(大報恩法会)を奉修するに際し、本山、宗門寺院・檀信徒ともどもの同事現成を期して、シンボルマークを制定いたしました。
禅門に連なるものとしてなじみのある「円相」をベースに、大遠忌のテーマ「相承~大いなる足音がきこえますか~」を併せて明示いたしました。「相承」は江川禅師様の御染筆に依ります。また、アルファベットを併記し、若年層も視野に入れたデザインになっております。
※商標登録 登録第5613668号(平成25年9月6日)
